英会話

Don’t make me mad or you’ll be sorry. ハイコンテクストな文化では?

こんにちわ、トモるです。

タイトルの文を訳すると、「私を怒らせないでください、後悔しますよ。」という意味です。
今、学んでいる英語の構文帳に載っているフレーズです。

日本人は、日本語でもタイトルのフレーズをあまり使わないと思います。なぜなら、ハイコンテクスト文化である日本では、相手の察する能力が高く、「こいつ、怒らせたヤバイな。」と自然と空気が読めることが多いからです。

ハイコンテクスト文化とは、伝える努力やスキルがなくても、お互いに相手の意図を察しあうことで、なんとなく通じてしまう環境のことです。そのため、「私怒ったら怖いよ。」と言わなくても通じるのです。
皆さんも、「俺怒ったら怖いから」という人は、あんまり怖くないなと、反対の意味でとらえる人もいるのではないでしょうか?シチュエーションによって意味が変わってしまう日本っぽいです。

例えば、このフレーズを使うシチュエーションを考えてみたいと思います。

関西人が、ふざけて使う場合です。

関西人の方は、わかっていただけると思いますが、関西人はあえて自分からボケに行くことがあります。

よくある例でいうと、ダチョウ倶楽部や出川哲郎の「押すなよ」です。
ある一定条件がそろうと、「押すなよ。」と言いながらも「押してください。」と暗に示めすことがあります。

ちなみに、トモるが考えるシチュエーションは、悪ふざけをしているが、その会話にうまく乗れていない場合、なんかいじるきっかけを提供したい時、そして怒ってもこわそうじゃない人限定です。そして、それをボケとして受け取ってくれる場の温かさがあることです。

この条件が出て初めて、ボケます。そして、いじられて、怒ると思ったら、渾身のボケ(パッション屋良かシャンプーハットの小出かect)をかまして、笑いが起きて終了です。

ボケは様々ですが、そのシチュエーションでボケ方が変わってくると思います。

少し、ボケの話が長くなりましたが、本日ほんとうに伝えたいことは、コミュニケーションは、文化ということです。

はっきり、文章通りに伝えないといけない文化(ローコンテクスト文化)もあれば、日本のように、阿吽で済んでしまう、いや、文章通りに意味を取ってはいけない時もあるハイコンテクスト文化もあります。

日本しか知りませんが、日本の本当の意味をオブラートに包むコミュニケーションは、きらいではありません。
むしろトモるは好きです。そういった、他の意味や相手の事を思って意味を咀嚼するという文化で育ったからこそ、相手を思いやる心がすごく育まれて、「O MO TE NA SI」が世界に響いたのではないかなと思います。

英会話を学んで、良いことは、英語が上達したという大前提がありますが、もう一点は、
自国の良い面を知る、当たり前だと思っていたことが当たりまえではないことがわかるということではないでしょうか?

色々な文化があるということを頭でわかっていても、実際体験しないと本当の意味で分かっていない。そんなことが、わかった出来事でした。

それでは、またブログで!